「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

完熟の味食べもの

20210114



年末に、小ぶりで美味しそうなメロンを頂戴しました。箱に記載された食べ頃は、12月25日。でもせっかくだからお正月に食べようと、もう少し取っておくことにしました。こんな寒い時期ですからそう簡単に傷むこともないでしょう。


ところが、特に理由はないのについつい食べそびれ、三が日を過ぎてもずっと手付かずのままに。(理由はあります。飲酒しながら夕餉をしっかりいただいてしまうと、果物の入る胃のスペースがないため)


今日こそは食べよう、と言いながらいつの間にか松も取れ、成人の日も過ぎてしまいました。さすがに限界だろうと箱から出してみますと…


メロンの玉をつかむと、ぐにゃぐにゃに感じるほど柔らかく熟しています。ナイフで切るにもちょっと困るくらい。軽くつかんで絞るだけで、全部メロンジュースになってしまいそう。


これがですね、もう最高の味だったのですよ。表面の皮のギリギリまで、どこを食べてもじゅわじゅわと染み出すおつゆ。品よく甘くて爽やかで、甘露ってこういう時のための言葉なのかと思ったほどです。お皿に落ちた果汁までしっかりいただきました。


元のメロン自体がとてもいいものだったのでしょうけれど、よく言われる「腐る寸前が一番美味い」ということですかね。(本来は肉類に使う言葉ですが)もう一日置いたらアウトだったでしょう。これまでに食べたメロンの中では、比べようもなく最高の味だったと申し上げます。


真似をして、もしダメにしてしまっても、文句言わないでくださいね。

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