「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

カルボナーラ食べもの

20210118





カルボナーラというものを初めて食べたのは、高校生の時。上京した折に銀座の不二家(だったかな)で体験しました。それまで「卵であえたスパゲッティ」を見たことがなく、たいへん美味しいと思いました。


食通で知られた映画評論家、荻昌弘氏のエッセイ「大人のままごと」にカルボナーラを作る話が出てきます。男3人が歓談している中「ハラ減ったな」と思ったならば…


一人はパスタをゆで、一人は玉ねぎを炒め、一人は卵をボウルに溶いて待機、パスタ係がアルデンテのタイミングを計ったらボウルに熱々のパスタと油の回った玉ねぎをぶち込み、じゃかじゃかとかき回せば思いついてから15分たたずに出来あがり、とありました。


これを読んだときは旨そうだと思いましたが、今見れば全然カルボナーラ本来のレシピではなく、それこそ「玉子とじ」ですね。名前の由来である黒胡椒のことなど書いてあったろうか。絶対欠かせないペコリーノチーズどころか、粉チーズも入っていません。まだ70年代、卵でとじたスパゲッティであれば即ちカルボナーラだった時代ですね。


今でもレストランで時々注文したり、市販のレトルトパスタソースを使ってみたりするのですが、どういうわけか美味しいものになかなか出会うことがありません。特にレトルトは、卵の加熱の関係もあり難しいのかな?


先日TVで「冷凍カルボナーラを食べ比べたランキング」なるものをやっていて偶然観たのです(いま調べると昨年11月の「サタデープラス」)。数十種を試食し、商品によってはかなり厳しいコメントが出されたりしていた中で、味の良さ№1に選ばれたのは


  ヤヨイサンフーズ「Oliveto 生パスタ新カルボナーラ 260g」でした。


業務用の商品だというし、当社でも扱ってるのじゃないの?手帳に書き留めましたがそのまま失念しておりました。この前メーカーさんが来社したときに思い出して聞いてみたら、サンプルをお送りいただきました。(Kさん、ありがとうございます)


早速戴いてみますと…おお、こりゃ美味しい!卵とチーズの味も、もっちりした幅広麺の具合も、バッチリですよ。よく冷凍でここまでと妻と二人で感心しました。これはお勧めできます。レンジであっためるだけ。カノビアーノ、植竹シェフの監修だとのこと。

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