「おいしいことなど徒然と」

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分断ここに極まれり日々雑記

20210113



この一週間はとてもいろいろなことがありましたが、正月ボケでブログを書く気にならず、ようやく書き込み用のページを開いております。仕事的には緊急事態宣言のことなど書くべきでしょうが、今日は別のこと。


選挙結果を受け入れずにゴネまくっていたトランプ派ですが、いよいよ任期満了を目前にして、連邦議会議事堂を多くの支持者たちが襲撃、占拠するという信じがたい暴挙に出ました。トランプ自身が煽ったと言われます。


暴徒にも警察にも死者が出ていて、暴徒たちは議場やペロシ下院議長のオフィスで我が物顔の記念写真を撮り、PCや重要書類を盗み破壊しました。軍事情報などの国家機密もあるらしいですよ。


言うまでもなく世界中の顰蹙を買っています。民主主義のお手本を自任していたアメリカでこんなことが起きようとは、世も末です。暴徒が黒人だったら警備隊が容赦なく射殺していたはずだなどと言われていますが(私は手放しで同意はできません)警備が我々のイメージから見るとかなり緩く、暴徒たちを易々と建物内に入れてしまった様子は動画などで確認できます。

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(wikipedia) 侵入者の多くがトランプの選挙スローガン「Make America Great Again」の文字の入った赤い野球帽をかぶり、星条旗や「TRUMP 2020」の文字が入った青い旗を掲げていた。
 中には武器を所持した者や、窓を割って侵入した者、上院本会議場に侵入して議長席に座った者、下院議長の執務室に侵入し、勝手にひっかきまわした者、バイデンの就任式に備えて組み立てられた足場に上って「われら人民は首都ワシントンをひざまずかせる。政権はわれらのものだ」などと書かれた旗を掲げた者、「2021年1月6日 MAGA内戦」と書かれた服を着ている者、南軍の大きな旗やナチスのエンブレムを持った者もいた。
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銃の所持が認められているアメリカでこんなことが起こるとは、一歩間違っていたらと背筋が寒くなります。オウム真理教事件を思い出します。


さすがにこれを見て、共和党支持者の中にもトランプとの縁を切るという人はいるわけですが、トランプを変わらず熱狂的に支持している人も相当の割合でいるのです。理性はどこに行ってしまったの。政策でも言葉でも人々を敵と味方に分けることで政治を行ってきたトランプの生んだ結果です。ロクな引継ぎもしないでしょうし、次期大統領バイデンも大変な置き土産をもらうことになります。


これまで好き放題のフェイクを書きなぐっていたトランプのアカウントをtwitter社が永久利用停止にしたとか、それはそれで議論を呼んでいますが、この男がまだ一週間、核のボタンを手にした最高権力者でいるという現実。いったい何をやらかすのか。


しかし今の分断は、アメリカだけのことではないですよね。コロナの影響も少なからずあるでしょう。世界がおかしな方へ向かっている不安を感じます。

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