羽田雄一郎氏死去日々雑記
20201229
長野県区選出の参議院議員、羽田雄一郎氏が急逝したとのこと。53歳という若さでした。全国的には一議員の訃報でしょうが、地元の私たちにとっては大きな驚きです。
コロナに感染していたということですが、12月24日深夜に発症し27日に亡くなったわけですから、もうあっという間のことです。若い現役バリバリの人がこうして死に至る例もあまりなかったのでは。糖尿病・高脂血症・高血圧の基礎疾患持ちだったと報道されていますので、重篤化する危険性は大きかったのでしょうけれど、直接の引き金になった死因は何だったのでしょう。
参議院で長野県は一つの選挙区ではありますが、上田など東信地域を主な地盤にしていた方なので姿を直接お見掛けする機会はありませんでした。20年ほど前、一度だけご一緒したことがあります。
当時JCで地域通貨/エコマネーの研究をしていた私は、長野県NPOセンター(だったと思いますが、違ったかもしれません)の講座でパネラーとして発表の機会がありました。そこに来場していた羽田氏と短時間でしたが意見交換をさせてもらいました。
まだ国会議員になりたてだった羽田氏ですが、その頃はまだ知られていなかったエコマネーに大変興味を持たれ、若手議員のフットワークと情報収集への意欲を頼もしく感じました。人間味のある好漢という印象でした。
私は立憲民主党とはあんまりご縁がなく、ご自身の思いや政治信条などに触れる機会はほとんどありませんでしたが、今に頭角を現す人なのかなと思っていました。こんな形で若くして世を去るのは惜しい方でした。ご冥福をお祈りいたします。