ああ、忘年会よしごと
20201121
師走まであと10日。世間ではそろそろ忘年会の話が聞こえてくる季節なのですが、昨日NHKで残念なニュースを放送していました。
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(NHK NEWS WEB)東京商工リサーチは今月9日から16日にかけて、年末の忘年会と年明けの新年会についてのアンケート調査をインターネットで行い全国の企業合わせて1万社余りから回答を得ました。
それによりますと、忘年会と新年会を「開催しない予定」と答えた企業は8840社で全体の87.8%となりました。資本金が1億円以上の大企業では92.9%にのぼり、中小企業でも86.9%にのぼっています。
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最近の感染者の増加でみんなが浮足立っているように思います。無理からぬこと。これで今シーズンの忘年会新年会は壊滅ということなのでしょうか?まあこうした会は職場関連だけで催されるわけではありませんが。
12月は当社のお得意様にも、そしてもちろん当社にとっても最需要期でありますから、ここを指をくわえて(歯を食いしばって)見ているのはいくら何でも辛すぎます。
大勢の会食が感染リスクを持つことは当然ありうると思いますが、それぞれの地域での感染拡大状況や、参加メンバーの属性(毎日一緒に仕事している人どうし)など、他にもプラスマイナスのリスク要因はあるはずです。
本記事の趣旨とは直接関係ないですが、酒席を敬遠する人(特に若い人)が増えていることは現実です。でも、会社あるいは上司にとって、酒の席はお互いを理解する貴重な機会です。社内のコミュニケーションをお酒の席で補完することを端から否定する意見も最近多く見かけますが、それって勿体なくないですかね。
菅総理は飲食するときだけマスクをはずし会話するときはマスクをかけようと「静かなマスク会食」を唱えました。田村厚労相はフェイスシールドをはめたまま口に食べ物を運ぶ方法?を実演してみせました。そうまでして会食したかねえや、と多くの人は思うでしょうねえ。5月18日の記事で書いたこと、冗談でなくなっています。
うーん、12月、どうなるんだろうか。大勢での会食がダメなら仕方ない、せめて小グループで、気の置けない会食を楽しんでいただきたいです。何度でも!
関連リンク: 今シーズンの忘年会と新年会 「開催しない」企業9割近く