ぶっ飛びロゴマーク日々雑記
20200826
大阪万博っていつ開催されるのでしたっけ。東京五輪のバタバタにすっかり影が薄くなってしまいましたが、考えてみるとそう先のことではありません。昨日、そのロゴマークが発表されました。
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(日経新聞)2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の運営主体「日本国際博覧会協会」は25日、アートディレクターのシマダタモツ氏(55)ら「TEAM INARI」の6人の作品を公式ロゴマークに選んだと発表した。「いのちの輝き」をテーマに「セル(細胞)」を意識した赤い球体をつなげたデザイン。シマダ氏は「1970年万博のDNAを表現した」と説明した。
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シマダ氏は70年万博で岡本太郎制作の「太陽の塔」を見て感銘を受け、そのDNAを表現したいと思ったのだそうな。ぶっ飛んでますなあ。目を疑った人も多いでしょう。でも、しげしげと眺めてみれば、なかなかユニークで愛嬌もあり、面白いではありませんか。こうしたものが選ばれるというのも大阪らしさかもしれない。
ネットではすごい反響です。果実の「ガラナ」に似ているとか(確かに似てるわ、これ)精緻なコラ画像を作った人がいたり、人気漫画の「寄生獣」に似ているとか、ちょっと探しただけでも山のように出てきます。作品の持つ懐の深さでしょうか。これだけ注目を集めただけでも、すでに成功と言えるのかもしれません。
70年万博のシンボルマークと比べてみれば、50年の時を感じますね。こうしたマークは整った対称形のものが当たり前でした。今回のようなものが選ばれるなど、まず考えられなかったでしょう。私たちの意識も確実に変わってきたのだと思います。
昔、父に連れられて行った万博は子供の目にもとても新鮮で、楽しい思い出でした。同じ大阪でこんど開かれる万博は、どんなものになるでしょうか。