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旅館の食事は多い?食べもの

20200819



お盆中、ネットの炎上案件といえばこれでしょう。旅館の夕食が多すぎたと苦情をtwitterに書き込んだ人のこと。


《Go Toでちょっと高い旅館に泊まったら、大失敗。出てきた夕食がこれ。さらに天麩羅とごはん、お吸い物。多すぎて到底食べきれない。シニア層がメインターゲットのはずなので、つまり廃棄前提(としか思えないし、実際にかなりの廃棄が出ているはず)。不味くはないけど、体験価値としては……》


ご自分で撮影した写真が載っていますが、転載は避けますので、興味のある方は「旅館の料理が多すぎる」とかで検索してみて下さい。写真で見る限り、普通の会席料理であって、特に多いという感じはしません。私ならば苦労しなくても残さずいただけるボリュームです。(写真に写っているのはよく見れば二人分の料理と思われますが、そのことを示すコメントはありません)


旅館の食事が多すぎて食べきれなかった、という話は昔からしばしば目にします。そもそも食欲には個人差があります。食事を提供する旅館の側からすれば「食事がしょぼくて物足りなかった」よりも、「食べきれないほど出してもらった」とお客に言ってもらえた方が、良い評判につながることは間違いありません。


昔、家族で行った佐渡の某旅館のことは今でも思い出します。ガイドブックに「海の近くで新鮮な海の幸が味わえる」なんて書かれていましたが、出てきたものは、質も量も絶句。安い宿ではありましたけど、それにしたって…。隣で食事していた年配のご夫婦なんて、本当に悲しそうにしていました。我が家は早々に退散しタクシー飛ばして10分ほどの居酒屋に行き、新鮮な海の幸にはありつけましたが。


ある程度の人数に同時に食事を出すならば、最大公約数に合わせるしかありません。廃棄前提というのは言い過ぎですが、残す方がいても仕方がないです。それを大失敗とまで言うのは、どんなものでしょう。ギャル曽根でなけりゃ食べられないボリューム、ではないのですからね。


フードロスに厳しい目が注がれつつあるのは承知しています。その上で食事を楽しい思い出にしてほしいから、旅館だって様々な工夫をこらしているのだと思います。SNSで文句をつけるよりも、おもてなしに感謝し、ポジティブに楽しんでほしいですよ。

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