「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

女神の逮捕日々雑記

20200811





香港民主化の女神が、こうして見せしめに。報道される映像でショックを与えることが体制側の狙いと思うと、いっそう悔しい。

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(毎日新聞)香港警察は10日、著名な民主活動家、周庭(英語名アグネス・チョウ)氏(23)を香港国家安全維持法(国安法)違反容疑で逮捕した。警察は同日、民主派の香港紙「蘋果日報」などを発行するメディアグループの創業者、黎智英(れいちえい)氏(71)や同紙幹部ら7人も国安法違反などの疑いで逮捕しており、民主派への取り締まりを本格化している。
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雨傘運動以来、香港の民主化の先頭に立ってきた周庭さん。ジャンヌダルクやドラクロワ描く民衆の女神になぞらえられてきたことは本意でなかったかもしれませんが、民主化のシンボルとして多くの人を勇気づけてきた存在であることは確かです。


でも、まだ23歳なのです。6月末、香港に「国家安全維持法」が施行されたあと、怯えた様子で自らの身の安全への不安を口にする周庭さんを見て、彼女はジャンヌなんかじゃない、まだうら若い一人の女性だと改めて思いました。そしてその不安は、現実になってしまいました。専門家によれば、何年もの懲役を食らう可能性もあるそうです。


日本のアニメが好きなことから日本語を覚え、twitterで日本人向けに情報を積極的に発信してきました。そんなことも香港当局の口実に使われたのだとする見方もあります。(6月30日以来更新なし)


香港における一国二制度の建前は簡単に反故にされました。国家安全維持法が通った翌日の産経新聞「香港は死んだ」の真っ黒な紙面。ものすごいインパクトでした(産経を購読しているわけではないです)。


私はまだ香港に行ったことがありません。近場だしいつでも行けると思い、後回しにしてきました。しかしこうして香港がじわじわ中国共産党に飲み込まれようとしている今となっては、何しに香港に行ったらいいのかわからなくなってしまいます。


世界が注視しています。私たちにできることは、あるでしょうか。
(追記、11日夜いったん保釈されたとのことです。黎智英氏も)

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