「おいしいことなど徒然と」

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運命かく扉を叩く音楽ばなし

20101108



出だし(だけ)は誰でも知ってる「ダダダダーーン」。

ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調、通称「運命」。
今度の日曜日、伊那フィルハーモニー定期演奏会の曲目のひとつです。


本番一週間前ということで、伊那市民会館を借りて集中練習が行われました。


ベートーヴェンの9つの交響曲はいずれも名作中の名作で、特に奇数番号の曲はアマチュアオーケストラの基本レパートリーとなっています。私もこれまで1、3、4(これをやった人は少ないでしょう)、7、9番のティンパニ演奏経験がありますが、実は運命は第1楽章しかやったことがなく初めて全曲を叩きます。(指揮したことはありますが)


超有名曲ですが、伊那フィルにとってはなかなかの難曲でして。楽器間の連携プレイがうまくいかず、リズムがストレートに運びません。お互いを聴き、反射神経を磨いて臨むという簡単そうなことが、難しいんだな。


冒頭の「ダダダダーーン」のリズムの意味を、弟子がベートーヴェンに聞くと、「運命が扉を叩く音だ」と答えたそうです。ちょっと運命のノックにしては、気ぜわしいような感じもしますね。あくまで愛称であり、ベートーヴェン自身が曲を運命と名づけたわけではありません。


一気呵成の直球勝負のような曲をベートーヴェンは書きました。剛速球をしっかり受け止められるだけの力と必死さが必要です。日曜の本番では、お客様にどんな演奏をお届けできるでしょうか。


本番は11月14日(日)午後2時~ 県伊那文化会館です。運命のほかに、チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 を演奏します。(こちらがメイン曲です)


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