「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

絶メシ食堂しごと

20200916



「絶メシ」とはまたインパクトの大きいこと、すごい語感です。これは、なんでしょうか。


この言葉は、2017年に博報堂が高崎市と組んで始めたキャンペーンが最初なのかな。地域に愛されてきた個人経営の飲食店に光を当て「このままでは食べられなくなってしまう、今のうちに食べておかないと!」とPR、成功を収めているようです。以前訪れて記事にしたパスタ屋「デルムンド」(16.5.25)もトップで紹介されています。


テレビ東京では今年1~4月に「絶メシロード」というドラマも放映されたそうで(駒ヶ根でテレビ東京観られない)…待って、いまテレ東のサイトを見たら、見覚えのある話が出ている…BSテレ東でもやってたのか!一度だけ観ました(金沢編)。最終回は地元民は皆知っている塩尻の名物食堂、食堂SSにも来ていたらしい。ああ、見損なった。


さて本題は、この絶メシを実際に食べられる店ができたということです。

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(ビジネスインサイダー)根強い人気があるにも関わらず、後継者不足などで消えゆく危機にある飲食店の料理「絶メシ」。全国に眠る、知られざる絶品グルメを東京・新橋で味わえ、売り上げの一部を地元に還元する「烏森 絶メシ食堂」が7月中旬のオープン早々から話題だ。
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ちょっと前の記事なので、いまこのお店が繁盛しているのかどうかわからないのですが、たいへん興味深いです。地方で絶メシを出している店主からレシピを提供してもらい、メニューの売上から5%をお店に還元する。


(リンク先記事より)…例えば、900円の「白いオムライス」なら、1食売れるごとに45円を還元する。1日10食売れたら、30日分で1万3500円が絶メシレシピの提供元に入る計算だ。
「売り値や食材の原価率なども考えると、僕らも5%(のレシピ提供店への還元)までならギリギリで頑張れます。老舗の経営者さんもそれ以下であれば、(収益の面で)レシピを教えることに抵抗があると思うんです」


これは面白い、とても良い試みだと思います。メニューを増やさず大々的にやらないのもいいですね。一度メニューを決めたら継続しないと元のお店への還元にならず、利用客に飽きられないことと上手く両立できるかは、簡単ではないかもしれませんが。


私も、ぜひ復活してほしい絶メシがありましてね。何年も前に閉店した駒ヶ根の飲食店の一品で、その料理自体は珍しくはないのですが、この店のものは他店と全然違う美味しさでした。御主人はまだまだお元気なはずなので、チャンスがないでしょうか。妻にレシピを教えてくれるだけでもいいけど。再現できるかどうかわかりませんが。

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