「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

救いの神日々雑記

20200419



先日、お届け物をするのに市内のちょっとはずれまで行ったってわけです。民家のない谷底の地域を通り抜けようとしましたら、おばあさんが一人、こっちに向かって一所懸命手を振っている。


車を停めて降りてみますと、軽のバンがあ~あ、側溝にタイヤを落として傾いちゃってます。この道はあまり通る人も車もなく、途方に暮れていたようです。聞くとちょっと離れた下伊那の人で、携帯も持っておられない。私が救いの神に見えたに違いありません。


保険会社のロードサービスに電話をしてあげましたが、現場の場所がなかなか説明しづらくてね(私もあまり馴染みのない地域)。近くに目印になるような建物もありません。


思いついて、近くの(それでも急坂を上って500m以上あるでしょうか)神社を待ち合わせ場所にして救援車と合流しましょうということにしました。一緒に待っていてあげれば心強かったでしょうが、私も用事の途中だし次の予定もありましたので、それもできませんし…


送ってあげる車中で話を聞くと、おばあさんは大昔この辺に住んでいて、今日はひさしぶりに通ったのでちょっと見たいものがあり(思い出の場所でもあったでしょうか)脇道に入ったところで草に隠れた側溝にガタン、であった由。


降りるときに「タバコ代にでも」とおっしゃるので、そんなとんでもない、気にしないでと言って車を出しましたが、あとで気がついたら折りたたんだ千円札が2枚、助手席に置いてあるではありませんか。うかつでしたが今さらお返しもできません、タバコはやりませんので、何か気の利いたことに使わせていただきましょう。


写真は本文と全然関係ありませんが、家の玄関前、コンクリートの隙間から顔を出した超ミニサイズのパンジー。けなげです。

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