花は咲く日々雑記
20200415
この冬は史上稀なる暖冬でした。ほとんど雪もなく、マイナス気温になった日も例年に比べればとても少なかった(はず)です。ですから桜の開花も異常に早まるのではないかと言われていました。
フタを開けてみれば、多少早いのかな、というくらい。これまでにも暖冬で桜がとんでもなく早咲きなのでは、と言われてきた年は何度もありましたが、実際には概ね、例年よりいくらか早いくらいにおさまっているようです。
桜の名所、高遠公園の開花が早いか遅いかは、商売の上で結構影響がある(早いより遅い方が見物客の入り込みが良い)のですが、今年は伊那市が早々と公園の閉鎖を決めたため、いくら素晴らしい花が咲いても地元は潤いません。桜が咲く下を散策するくらいはいいんじゃないのとも思いますが、仕方ないのでしょうね。
我が家近所の公園の桜も、いま満開です。何度か本欄に写真をアップしていますので、見覚えのある方もいらっしゃるかも。
私のふだん通る道は公園の正面入口に面していて、写真も常に入口近くからのアングルになります(写真1)。この間珍しく公園裏の道を通ってみると、いつもの桜もずいぶん眺めが違って見えることに気がつきました(写真2)。急いで撮影しましたし、きっと他にベストなポイントがあるだろうと思いますが、こっちの方が立体的でいい感じに撮れるはずです。
と思いましたが、実際に撮った写真を見てみると、何だか手前の桜も奥の桜もごっちゃになって、肉眼で見たのと全然違い面白くありません。ふーむ。
見慣れた景色、角度を変えてみると新たな発見がある、でもいい写真が撮れるかは全然別、という話でした。