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武漢発、新型肺炎日々雑記

20200128



中国武漢発の新型コロナウイルス肺炎。いよいよ大騒ぎになってきました。患者の数が急速に増加し、日本を含む各国でも感染者が見つかり、武漢市(のちに湖北省全体)が封鎖される事態になって、呑気な私でも「これはただごとではない」と思うようになりました。


武漢市当局は当初感染者を過少に報告し保身を図ったといわれます。中国は2003年のSARS大流行のとき、情報を隠蔽し感染拡大を招いて世界中から非難を浴びました。ちっとは学習したかと思いましたが、全然進歩していないことが明らかになりました。


外電によれば死者は100人を超えたようです。武漢は人口1100万の大都市ですから、割合を考えればその中で100人というのは必ずしも凄い数とも言えないかもしれませんが、医療関係者にも死者が出ていたり病院の能力を明らかに超える患者が殺到しているようですから、現地ではかなり深刻な事態です。


交通が封鎖されているなかで、生活必需品がどうなっているのでしょうか。武漢に住む日本人の大学教授がtwitterで「スーパーには変わらず食品が並んでいる」と写真を載せたら、信用できないとする人たちから攻撃を受けてアカウントを閉じてしまいました。貴重なライブ情報源なのに、なんて勿体ないこと。


感染源は市場で売られていた食用の動物(コウモリとか)ではないかと言われています。「中国人は机以外の四つ足は何でも食べる」と自虐的?に言い伝えられていますが、やっぱり食い物の衛生は考えた方がいいのでは。


まずいのは春節の人民大移動と重なってしまったこと。対応が遅れている間に既に相当数の人びとが武漢から他の地域に出ており、保菌者も大勢いたと見られます。信毎は25日に「武漢封鎖 人権を侵していないか」なんて頓珍漢な社説を載せています。それって、いま言うことですかね。


中国からの海外団体旅行が禁止され、訪日観光客に相当な影響が出ることは確実です。残念ですが、仕方がありません。ホテル予約サイトで京都なぞ検索すると、大量キャンセルのせいでとっても安いですよ。我々の国内旅行にはチャンスかもしれません。


私たちが予防策を講じるには、普通のインフルエンザにかからないようなうがい手洗いが第一だとのこと。つい最近までインフルが大流行だと言われていましたが、厚労省のデータでは現在日本全国で8万人がインフルエンザにかかっているそうです。新型肺炎を怖がるより先に、インフルエンザを予防するべきですね。風評に踊らされることには気を付けたいです。


武漢に1000床の新病院を建設中だという重機大集合の写真。今から病院作って間に合うの?「やってます」のアリバイ宣伝写真ではないのでしょうか。

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