「おいしいことなど徒然と」

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町中華の味方です食べもの

20191207



前回書いた「中華徳大」は店構え、立地、客層、まぎれもなく「町中華」といわれる範疇のお店です。町中華という言葉、いつ頃から言われるようになったのでしょう。


手元のdancyu、2015年5月号の中華特集には「大衆中華の味方です」と題して5軒のお店が紹介されています。また同年10月には鈴木隆祐氏の「愛しの街場中華」(光文社知恵の森文庫)が出版されており、この頃は「町中華」が一般的でなかったことがわかります。


前者の中で、フリーライターの北尾トロ氏が執筆した記事にこんな記述があります。

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僕は一年ほど前、昭和の佇まいを残す大衆的な中華店が減っていることに気がついた。食材の高騰や後継者不足など理由はいろいろ考えられる。このままではひっそりと消えてしまうのでは。それでいいのか。ということで、友人たちと“町中華探検隊”を結成。都内各地の中華店巡りをしている。
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この方がどうも発案者ですな。氏の登場する「ぶらぶら町中華」というTV番組をちょっと前まで土曜の午前中、不定期に放送していました。ローカル局が穴埋めに使っていたんだと思います。今年からですがBS-TBSで「町中華で飲ろうぜ」というのもオンエアされていて、町中華ブームにやはりTVの影響は大きいですね。


「町中華で飲む」のは、自分で行うのはとても楽しいものですが、TVで見てもそんなに面白いものでないと思います。だって頼むメニューも店構えも見るだけではそう違わないし、番組としてバラエティがないでしょう。居酒屋番組との違いです。


さて町中華が絶滅の危機、とまでいわなくても、減少していることは確かです。私たちの地元でもこの数年で何軒かのお店が(お得意様が)閉店されました。北尾氏が言っているようにさまざまな理由があるわけですが(食材高騰より、設備の更新がきっかけになることが多いのでは)長年地域に愛されたお店が無くなること、まったく寂しいものです。


でも、まだまだ元気一杯で頑張っているお店も多いのですよ!町中華ならではの魅力は、個性あるメニュー、お店とお客さんとの醸し出す独特の雰囲気など、他に真似のできないものがたくさんあります。全力で応援していきたいと思います。

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