「おいしいことなど徒然と」

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ビリギャルのお話日々雑記

20191001

「学年ビリのギャルが一年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」。この体験記はふてくされた顔をした金髪JKの広告でお馴染み、ベストセラーになり、有村架純主演で映画化もされました。


ビリギャルご本人、小林さやかさんの講演を聴く機会がありました。ロータリークラブ主催で若い人たち対象の勉強会「RYLA」にて。


小林さやかさんは現在31歳。慶大総合政策学部卒業後、大手ウェディングプランナーの会社を経て独立、現在は講演活動やイベントの企画で活躍中である由。講演の対象が高校生から20代の若い人ということで、非常にくだけた語り口で奔流のようにお話をされました。


中高大一貫校に進学後、勉強の目的を見失って遊んでばかり。喫煙が見つかり退学寸前まで行ったことも。そんな彼女のすべてを受け入れ味方になってくれたのは、彼女の母親、そして高2の時に出会った塾講師の坪田信貴氏。いかにしてこのビリギャルが慶應を目指すことにしたのか、きっかけは(当時慶應に在学中だった)嵐の桜井君と話ができるかも!ですって。


軽い気持ちで「私、慶應に行く!」と言ったはいいが、最初は小学校4年のドリルから始めたとか。7割しかできなかったドリルを意気揚揚と坪田先生に持って行ったら、「すごいね~、1年くらいかかると思ってたのに、1週間でできちゃうなんて!」と褒められて嬉しく、さらに猛然と5年生のドリルを始めたそうな。


塾と家庭で1日15時間勉強し、学校の授業でしか寝る時がない。呼び出されたお母さんは学校の先生に「うちの子は全然寝ないで勉強しています、せめて学校でだけでも寝させてやらないと死んでしまいます」と言ったそうです。


講演はこんな感じで「コーチング」次第で人はいくらでも伸びる、ということでした。コーチングは大切な人を目的の場所まで連れて行くこと。本人に徹底的に自己肯定感を持たせ、具体的でワクワクする目標を設定する。ビリギャルのお話は、聞く人本人が不可能を可能にすることもさることながら、誰かを助けてあげるために何をしたらいいか、ということだったのですね。


そこまで苦労して入った慶應で、どれだけ実のある勉強や活動をしたのか、あるいは期待外れだったのか、講演ではまったく触れられませんでした。ここは大事なところでいささか残念でしたが、彼女の前向きな姿勢には、大いに見習う所がありました。

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