日商総会、くまモンしごと
20190921
年2回行われる日本商工会議所の総会が先日あり、駒ヶ根からも役員が出席しました。帝国ホテルにて、秋季開催の恒例により講演などは無し。
全国各地から商工業の代表が集まりますから、政治家の皆さんにとっては絶好のPRの場です。安倍首相もよほどのことがなければ参加し長めの挨拶をされますが、今回はよほどのことだったようで、欠席、メッセージが代読されました。
政府からはそのほかに経済産業大臣。各政党からは、立憲民主党の枝野氏、国民民主党の玉木氏、公明党の山口氏、日本維新の会片山氏。少し遅刻したのは自民党の二階幹事長。各党から党首、または党首クラスの参加です。革新系政党の方々は呼んでないのか呼んでも来ないのか、見たことはありません。
呼ぶ側も気を使っているのでしょう、控室で時間調整をして次々に登壇されるのだと思いますが、檀上には一度に二人以上が同席しないようになっており、ご自分の挨拶が終われば皆さんそそくさと退場されます。
皆さんのご挨拶では、事業承継の応援として経営者の個人保証に対する制度改正について多くの方がふれておりました。個人保証制度が常に中小企業主の悩みの種であり、再チャレンジを事実上阻んでいることは今さら言うまでもありません。起業振興の大きな妨げだとして問題になっています。少しずつ改善されてはいますが、抜本的な解決には程遠いものです。
さて日商総会では優れた活動をした会議所を毎回表彰しています。駒ヶ根も「検定事業表彰(受験者数拡大)」をいただき、山浦会頭が18会議所を代表して賞状を受け取りました。簿記や珠算の検定です。日商簿記はわが国でもっとも権威ある簿記検定で、珠算は脳の発達に役に立つと言われ根強い人気です。読者の皆様のご子女も、ぜひ。
会場には、今月下旬に熊本で開催されるお祭りのPRにくまモンも来ておりました。親睦のしるしに握手。