半音、低い (2)日々雑記
20190703
さて私、この薬を飲むべきか飲まざるべきか迷いましたが、飲んでみることにしました。ちょうど伊那フィルの練習の合間にあたる時期でしたし、すべての音が半音低く聞こえるという不思議な体験に興味がありました。後遺症になっては大変ですが、そういうことはなさそうです。そもそも咳が止まらないのは困りますし。
薬は1日3回、食後に飲むように指示されています。
一日目…何ともない。
二日目…何ともありません。
三日目…電話の呼び出し音に、ほんのちょっぴり違和感。いつも耳に馴染んだ音より、半音までいかないが、僅かに低いような感じがします。いや断定できない、気のせいかな?他の音、車で聴くCDの音楽やTVの音声には変化を感じません。しかし念のため、まる一日服用を控えました。
五日目…変化がないため、服用再開。以後、自覚的変化なし。
いただいた薬は4日分だけでしたので、ささやかな「人体実験」はこれでおしまいです。どうやら今回は、副作用はなかったらしいです。電話呼び出し音の違和感は、確かなものだったのかどうかよくわかりません。
鋭敏な絶対音感の持ち主だったら他にも気がつく場面があったのかもしれませんが、私は幸か不幸かそんなに強い絶対音感は持ち合わせていません。(いくらかは持っていますよ。よく知っている曲が半音違う別の調で鳴れば、そのくらいはすぐわかります)
というわけで、半音低い体験はせずに済みました。安心したような、ちょっと残念なような。しかしフラベリック錠にこうした副作用がありうることは公式に認められていますので、特に音楽関係の方、ご用心を。
そうそう、肝心の咳はいくらか静かになりましたが、まだ治っていません…