鹿の肉やら熊の肉やら食べもの
20190114
ジビエブーム。有害鳥獣の駆除とグルメの一石二鳥策として、当地でも話題です。中でも鹿の肉はもっともポピュラーで、煮たり焼いたり、私たちが目にする機会も多いです。2012年2月に記事にしています。
妻の友達に、ご家族がハンティングをされる方がいらっしゃるのです。ときどき猟果のおすそ分けをいただくことがあり、下煮した鹿肉を何度か頂戴しました。
鹿肉はとにかく「固い!」イメージ。でも確かに固いことは固いのですが、それよりも噛みしめて味の出るようなしっかりした肉質でした。そのまま辛子をつけて食べたり、カレーに入れたりして楽しみました。
そうしましたら昨日、熊の肉をお分けしますというメール。これはちょっと珍しい。楽しみにして待っていましたら、じゃがいもや葱と一緒に煮たものをたくさんいただきました。肉じゃがならぬ、熊じゃがですな。
これが大変おいしかった。熊の肉は鹿よりずっと柔らかく、味わいはそうですね、まことに大雑把な比喩で申し訳ありませんが、牛と豚の間くらいの感じでしょうか。一口噛むと、じんわりと肉の旨味が口の中に広がります。
日頃私たちが食べている肉に比べてワイルドで食べにくいとか、そういうことはあまりないです。適度に脂身があって、それがなかなか良いのですよ。
煮るのに何か特別な仕込みをされるのかどうかわかりませんが、もし可能なら解体し肉になるところを見てみたいものですね。生半可な気持ちで猟についていくわけにもいきませんから、難しいでしょうけれど。
Mさん、ご馳走さまでした!